2016年のグレード戦のスタートだ。立川競輪場「開設64周年記念(GIII・鳳凰賞典レース)」が4〜7日の4日間の日程で開催される。15年のグランプリに出場した神山雄一郎、平原康多、新田祐大、園田匠のS級S班4人に地元の“BOSS”後閑信一や、脇本雄太、中川誠一郎といった強豪が火花を散らす。

 立川市公営事業部の久保義彦事業課長は「売り上げ目標は78億円。スタートの立川から競輪界全体にいい流れを生めればいいですね。選手も豪華メンバーが揃いましたし、若手のしっかりした先行選手も多い」と開催が盛り上がり、競輪復興の起爆剤になることを祈っていた。