福井競輪GⅢ「開設72周年記念 不死鳥杯」が7日に初日を幕を開ける。

 特選12Rの宿口陽一(38=埼玉)は6月岸和田GⅠ高松宮記念杯の準決で落車し途中欠場。今回が復帰戦となる。「首の痛みがきつくて4日間ぐらい動けなかった」と手負いの状態。

 しかもフレームもフイとなり、今回から新車を投入する。イチからの出直しとなるが「新車を使ったら、体の感じも含めて練習での感じが良くなってきた。不思議な感覚が続いています」と謎の化学反応が起き、ケガの功名でリズムは上向きだ。

 ここは同学年の吉沢純平(37=茨城)に前を任せて勝機を探る。