豊橋競輪FⅡミッドナイトレースは4日に開幕。チャレンジでは纐纈洸翔(こうけつ・ひろと、19=愛知)、室井蓮太朗(21=徳島)、池田伍功羽(いけだ・ごくう、19=熊本)、末広快理(24=兵庫)の121期4選手が本格デビューを迎える。

 筆頭格は卒記チャンプの纐纈。養成所に入る前から評判だった愛知期待の超新星だ。ルーキーシリーズは2場所走って「優勝できなくて残念です」と頭をかいたが、予選1と予選2の4走はすべて快勝。したたかな立ち回りと、鋭いタテ脚を繰り出して能力の高さをアピールした。

 同期の何人かはひと足早く本デビューを果たしている。「全部見てますよ。中途半端なレースをするとダメですね。参考になりました」と気を引き締める。

 初日の予選4Rは師弟で連係する。師匠の鰐渕正利(52=愛知)は「練習では異次元のスピード。強いから楽しみ」とニコニコ。非凡な機動力を存分に発揮して師匠を喜ばせる。