岸和田競輪のGⅠ「第73回高松宮記念杯」は18日、3日目を開催。その2Rで、小川勇介(37=福岡)と岩谷拓磨(25=福岡)の同門コンビがワンツーを決めた。勝った小川はインタビューの席で「アマチュアのころから知っているし、敗者戦とはいえ最高の舞台でワンツーできてすごくうれしい」と話した。直後、感極まったのか、一瞬声を詰まらせた。

 一方の岩谷も「アマチュアから一番、良くしてくれた兄弟子でしたし、GⅠで一緒に走るのがずっと目標でした。2周逃げてワンツーだし、優勝した時よりもうれしい気持ち」と満面の笑み。そして2人声を揃えていたのは「次はもっと上のステージで」。岩谷は「そこで(ワンツーを)やれば、もっとうれしいはず」とまた笑った。