【武雄競輪・GⅢ大楠賞争奪戦】平原康多が区切りとなる通算30回目のGⅢ制覇を達成!

2022年04月26日 17時59分

平原康多(東スポWeb)
平原康多(東スポWeb)

 佐賀県・武雄競輪場のGⅢ「開設72周年記念」(大楠賞争奪戦)は最終日の26日、12Rで決勝戦が行われ、吉田拓矢(26=茨城)目標から自ら踏み上げた平原康多(39=埼玉)が制し、今年年3月の大垣以来、30回目となるGⅢ制覇を達成した。

 ゴール寸前の激しい攻防による大量落車もあり、平原は「複雑な気持ちですね…」と素直には喜べなかった。

 それでも吉田が稲川翔(37=大阪)をまくれずに四苦八苦する中、脚をじっくりとためて突き抜けたのは4車結束したラインの中心人物としては当たり前の走りだった。「後ろに2人を背負っていたし、どこかで踏まないと、とは思っていました」

 ただ、道中はミスがあったという。「連日、(強い)ヨシタクを見ていたから行きれないことを想定していなかったんです。伸びていくのを見てしまい駆けるのが遅くなった。タレてから踏み上げたので、落車がなければ(届いたかは)わからなかった。ああいう判断や見極めをしっかりしないと。この先、いいことばかりじゃないですから」と悔やんだ。

 スキのないGⅠクラスともなれば一瞬の小さなミスすら命取りとなる。優勝という最高の結果を実現しても、あえて課題を掲げ、自分のモチベーションを保ち続ける。すべてはこの先を見据えているからだ。

「この4日間は実戦でしか得られない経験ができたし、これからの競輪に生かしたい。今回、優勝したけど気持ちを切らさないようにして、さらに上げていきたい」と直後に控える日本選手権へ向けて前を向き直した。

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