川崎競輪のGⅢ「開設73周年記念」(桜花賞・海老澤清杯)が14日に開幕。平塚記念決勝で失敗した郡司浩平(31=神奈川)が、ホームバンクの地元記念でさっそく悔しさを晴らす!

 郡司が〝4日前のリベンジ〟に燃えている。大会連覇を狙った平塚記念決勝は「ジャンで叩きにいけばよかったのに、口が空いているのが見えて(そこに)入ろうとヨコに動いてしまった。気持ちの弱さが出てしまいました」と一瞬の判断ミスが最後まで尾を引いて9着と悔しい結果に終わった。

 今回はそんな平塚記念から、中2日での参戦。「ひと息つくと立ち上げるのがキツくなるし、レースが続いている気持ちで普通に練習した」とデキ、集中力ともにキープできているようだ。

 初日は名コンビとなりつつある深谷知広(32=静岡)との連係。前後については深谷が「地元の郡司の意見を尊重しました。任せてもらえたので前で頑張る」と自力のコメントを出し、郡司も「今回は深谷さんにお任せすることになりました。割りとすんなり(前後は)決まりましたよ」と笑顔で答えた。

「地元ですし、しっかり結果を求めて。南関みんなで盛り上げていければ」と語ったシリーズリーダーが、人気に応えて好スタートを切る。