別府競輪のモーニング7は3日、2日目を開催。4日の最終日7Rに行われるガールズケイリン決勝の7人が出揃った。

 準決7Rは今開催の主役・児玉碧衣(26=福岡)が、最終ホーム手前から一気に仕掛けてそのまま逃げ切り、連勝で決勝進出を決めた。上がり11秒9は、チャレンジ戦を含めたこの日の最速タイム。「あれだけ誰もこなかったし、しびれを切らせて仕掛けました。風のある中で下りを利用せずに、久々に丸1周いって11秒台ならいいと思う」と本人も納得の内容だったようだ。

 モーニング開催は昨年12月の防府以来だったこともあり、初日は「体がプカプカしていて、コーナーでスピードをうまく乗せられなかったし、サドルにもきれいに乗り切れてなかった。体を目覚めさせるのに時間が必要かも」と話していたが、この日は「朝から体が軽かった」と、順応性の高さも示した。何の不安もなく決勝で完全優勝を狙う。