JKAは24日、競輪の2021年表彰選手を発表。最優秀選手賞には古性優作(31=大阪)が初選出された。古性は8月オールスターでGⅠ初優勝を手にすると、年末のグランプリも単騎の戦いで見事に初出場初制覇、初の賞金王にも輝いた。

 ガールズの最優秀選手賞は5回目の挑戦でガールズグランプリの優勝をつかんだ高木真備(27=東京)。2021年は順風満帆とはいかずも、高いレベルで感動的な走りを披露し続けた。

 男子の優秀選手賞は松浦悠士、郡司浩平、平原康多、優秀新人選手賞は山口拳矢、特別敢闘選手賞には吉田拓矢が選ばれた。また、国際賞には小原佑太、窪木一茂、新田祐大、深谷知広、橋本英也、脇本雄太が選ばれた。

 ガールズの優秀選手賞には、ガールズの連勝記録を34に更新した児玉碧衣と、年間の優勝回数の新記録24回を打ち立てた石井寛子が選出。国際賞には梅川風子、小林優香、佐藤水菜、鈴木奈央が選ばれた。

 表彰式典は新型コロナウイルスの影響を受け、昨年に続き今年も中止となっている。