【静岡競輪・KEIRINグランプリ2021】古性優作が初出場初V 獲得賞金2億円突破

2021年12月30日 17時48分

初出場初Vの偉業を達成した古性優作(東スポWeb)
初出場初Vの偉業を達成した古性優作(東スポWeb)

「KEIRINグランプリ2021」が30日、静岡競輪11Rで開催され、古性優作(30=大阪)が初出場で初Vの偉業を達成。優勝賞金1億830万円(副賞含む)を獲得し今年の獲得賞金額も2億円を突破した。

 今年の主役もブルーのユニホームだった。一昨年の佐藤慎太郎、昨年の和田健太郎に続き3年連続で4番車が優勝。ただ、この流れを引き寄せたのは古性の日々のたゆまぬ努力があったからだ。

 レースは吉田拓矢が後ろを競らさず先制。関東勢後位を取り切った古性は「自力を出そうかな」と仕掛ける機をうかがっていた。2角で宿口陽一が番手まくりを打つが、ほぼ同じタイミングで踏み上げた古性のスピードが上回る。「直線、長かったっすね。後ろはわからなかったし、ゴールが全然けえへん、けえへんって(苦笑)」と押し切れるか不安いっぱいだったようだが、見ている側からは〝圧勝〟だった。

「近畿の選手として恥ずかしくない走りを、と思っていた。今年、脇本(雄太さんのおかげでGⅠ(オールスター)を取らせてもらったけど、自分の力でも取れるというのを証明したかった。本当にうれしいです」と単騎でつかんだVを心底喜んだ。

 GP王者として臨む2022年。「荷が重いっすね」と一瞬苦い表情を見せたが、「来年(のGP)は1人じゃ心細いので、自分の力でいっぱいの近畿勢を乗せられるように、近畿を引っ張っていけるように頑張りたい」。そう話す古性からはすでに王者の風格が漂っていた。

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