【佐世保競輪・GⅢ九十九島賞争奪戦】深谷知広 圧巻まくりで決勝キップ 激動の2021年をV締めへ

2021年12月25日 20時31分

3車結束で決勝に挑む深谷知広(東スポWeb)
3車結束で決勝に挑む深谷知広(東スポWeb)

 今年最後のGⅢ、佐世保競輪GⅢ「開設71周年記念」(九十九島賞争奪戦)は25日、準決勝3番勝負をメインに3日目を開催。11Rでは深谷知広(31=静岡)が豪脚を繰り出して1着取り。今期6回目の優出を果たした。

 セミファイナルは圧巻の走りだった。和田健太郎(40=千葉)と南関2車の深谷は前を取らされた状態で周回を重ねる。本線を後方に置くというセオリー通りに、別線が上昇して深谷の車を降ろす。最終的には嘉永泰斗(23=熊本)が先行態勢に入り、深谷は勝負どころで8番手。1着には遠い位置だったが、最終1角で外に持ち出すと藤根俊貴(26=岩手)、窓場千加頼(30=京都)のまくり合戦を地力の差で制した。「自分のタイミングで仕掛けた。(ブロックは)スピードに乗っていたので乗り越えられた。久しぶりにちゃんと回すことができた」と納得顔で振り返った。

 前走の伊東記念(16~19日)が終わって中2日の強行日程。その前には競技大会にも出場しており、たまった疲労は計り知れないが、2日目(24日)レース終了時に「疲れは『仕方ない』と意識を変えた」と話したように疲れを取るのではなく、付き合っていくことで思考を前向きに変えたのも正解だった。

 大会最終日(26日)が2021年の走り納め。東京五輪挑戦、静岡移籍、ナショナルチーム引退…。「変化が多い一年でしたがすごく充実していた」。決勝12Rは初日特選と同じで鈴木裕(37=千葉)―和田でラインを組んで、ライバルに立ち向かう。「力を出し切って来年に向けて頑張りたい」と気合も十分だ。

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