京王閣競輪場のナイターS級シリーズ「東京スポーツ杯」は11日、2日目を行う。初日の8R予選で2着に入った岡田征陽(41=東京)が、京王閣の思い出を振り返った。

 ただ一度、出場がかなったのが2012年の当地グランプリ。「大雨でね。せっかくのGPだったのに…。地鳴りのような声援を楽しみにしていたんですよ。でも大雨で全く聞こえなかった!」と今も残る悔しさを口にした。

 2003年にはヤンググランプリを制した場所でもある。今年は「本厄でね。きつかった~。夏には肋骨3本、横突起2本とか折っちゃったし」と苦しい時期を過ごした。今は来年からの巻き返しを期すのみ。

「この京王閣で流れをつかんで、また来年につなげたいね」

 2日目は11Rの準決に関東3番手で挑む。執念で決勝の切符をつかみにいく。