【武雄競輪・GⅢ飛龍賞争奪戦】九州の〝ビッグボス〟荒井崇博が16度目のGⅢ優勝

2021年11月28日 18時03分

5度目の地元GⅢVを飾った荒井崇博(東スポWeb)
5度目の地元GⅢVを飾った荒井崇博(東スポWeb)

 武雄競輪のGⅢ「第2回施設整備等協賛競輪in武雄 飛龍賞争奪戦」は最終日の28日、12Rで決勝戦(V賞金305万円)が行われ、荒井崇博(43=佐賀)が6番手バックまくりで優勝した。荒井のGⅢ優勝は2019年4月武雄以来、16回目。

 九州輪界の〝ビッグボス〟が最後まで主役だった。上田尭弥(23)―松岡辰泰(25)―松岡貴久(37)の熊本作戦を6番手からの豪快弾で粉砕。ゴール後は右手を上げてのガッツポーズで地元ファンの声援に応えた。

 最終決戦を前に「緊張した」と話すが、冷静に展開を読み切った。

「2段駆けで取られたらしようがない。ハラケン(原田研太朗、31=徳島)が行って、(熊本の)2段駆けが決まって潜望鏡を上げての3、4着では面白くない。合わせられ9着しても自分も納得するし、見ているお客さんも『惜しかったね』って言ってくれる」

 坂本貴史(32=青森)と4番手を取り合いを避けて、6番手で脚を温存しての一撃にかけた。

「出たね。天才かと思った」――。

 今年のGPロードは終わり、2022年の戦いは始まっている。「1年でも長くSワンにいられるように。たまにこんなおこぼれをもらえたら」と、2001年8月から守り続けているトップにこだわり続ける。そして、苦楽をともにしてきた「(中川)誠一郎、(井上)昌己が強いうちは落ちれない。もうちょっと頑張ろうかな」。九州のオッサンは世代交代は簡単にはいかないようだ。

 この優勝で通算勝利数は476。500勝の大台も見えてきた。「カウントダウンをしておきます」と、最後まで荒井節は絶〝口〟調だった。

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