こんにちは、2021東スポミッドナイト競輪アンバサダーの太田理恵です!

 寒くなって家から出たくない季節になってきましたが、ミッドでは日々、注目選手を探しています。先月の平塚ミッドでは森田康嗣選手(40=北海道)に注目しました。成績は予選5着と残念ながら勝ち上がれませんでしたが、まくりのスピードは良く、大きなけん制がなければ…という内容でした。

 2日目はまくりになりそうなメンバー構成でしたが、先行して押し切り。3日目はホームで仕掛けた117期の藤田周磨選手(24=埼玉)をまくって1着。連日気配は抜群でしたが勝ち上がれなかったので、人気集中しなければ次走狙いたいと思っていました。

 実際にその次の松戸では決勝に乗っていました!

 初日はオッズパークLIVEの配信があったのですが、森田選手から厚めに買いました。そこまで人気が集中していたわけでなく、3連単は13・1倍。これを30枚持っていたので約4万円の払い戻しでした♡

 そして先月は寬仁親王牌(GⅠ)がありました!

 私は京王閣の公開生放送があったので、あとからダイジェストでレースを観ました。どのレースも本当に最後まで分からないレースで、決勝にはSSの選手が2人のみという波乱になりました。

 決勝は新山響平選手(27=青森)の北日本4車ラインと吉田拓矢選手(26=茨城)の関東3車ライン、そして単騎が2人という構成。S級S班を背にした107期の同期対決は、北日本が前受けから突っ張りましたが、途中で平原康多選手(39=埼玉)が北日本ラインを分断し、新山選手、新田祐大選手(35=福島)の後ろに入りました。

 競りに行くわけではなく、一瞬空いた車間を見逃さず入り、鐘前では一度吉田選手を迎え入れ、それに応えるように1センターから早めにしかけた吉田選手。それによって新田選手は早めに番手から出て行かざるを得なくなりました。吉田選手はいっぱいになると外に進路を取り、平原選手と諸橋愛選手(44=新潟)が新田選手に続き、最終的には平原選手の優勝となりました。

 落車と失格もあり、3連単は20万円近い配当となりました! 北日本が前受けをした時点で北日本が優勢かと思いましたが、関東ラインの動きをみて、競輪がライン戦であることを改めて感じることができました。年内のGⅠは競輪祭のみ。グランプリのメンバー決定が楽しみです。

 ☆おおた・りえ 1992年6月22日東京都生まれ、東京大学大学院卒、ミス・ワールド2014日本大会審査員特別賞、同大会2015実行委員長賞受賞、同大会2020日本伝統文化賞