【弥彦競輪・GⅠ寬仁親王牌】平原康多 幼少期を過ごした地で8回目のGⅠ制覇!

2021年10月24日 19時22分

平原康多がGⅠ8回目のV(東スポWeb)
平原康多がGⅠ8回目のV(東スポWeb)

 弥彦競輪場のGⅠ「第30回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」は最終日の24日、12Rで決勝が行われ、平原康多(39=埼玉)の優勝で幕を閉じた。GⅠ制覇は2017年2月全日本選抜以来、8回目。優勝賞金3083万円(副賞含む)と「KEIRINグランプリ2021」(12月30日=静岡)の出場権を獲得した。

 弥彦の神は、何を考えているのか…。「ずっと漢字ばっかりでしたからね」。漢字とは、成績表に並ぶ落車や失格という文字のこと。弥彦競輪の出走成績はずっとかんばしくなく、ようやく昨年7月の記念Vでツキモノが落ちた。

 幼少期を過ごしたのはすぐ近くの岩室という場所で「中2までいました。こっちには親戚も多いし、今回も応援してくれて…」と、有観客開催でもあり〝地元〟として声援を送ってもらえたことが力になった。素晴らしい場所、でしかない。が、苦い思い出もつきまとうのだ。

 決勝は関東3人がそれぞれの力を尽くした。「諸橋(愛、44=新潟)さんがスタートをいってくれて、(吉田、26=茨城)拓矢も赤板から攻めてくれて。自分だけ何もしないわけにはいかない」と新田祐大(35=福島)の後位に割り込んだところが〝ナイスコウタ!〟。そして、最高のワンツーが目の前に…。

 直線に入り「諸橋さんのコースも把握してました」と歓喜の瞬間へ…と思ったが、弥彦の神は何を考えているのか。新田と諸橋が接触することになり、諸橋は落車、新田が失格という事態となった。

「あれがなければ喜びだけの開催だったんですが」

 神の仕打ちには眉をひそめ、みなを気遣いつつ、久しぶりのGⅠ優勝に浸った。大好きな後輩宿口陽一(37=埼玉)が先に決めていた静岡グランプリへ。「陽一はもう、緊張してるんじゃないすか(笑い)」。静岡の神は、何を思う?

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