千葉競輪存続へ選手会が署名活動開始

2015年02月16日 17時14分

署名活動を行った千葉所属の選手たち

 廃止の方向と発表された千葉競輪場の存続を求める署名活動が16日、S級シリーズ「東京スポーツ賞・ジャパンカップ」(FI)を開催中の松戸競輪場で行われた。日本競輪選手会千葉支部・篠田宗克(45)支部長は「先月23日に報道が出た後、26日に説明を受けた。廃止の方向で調整するということで、決定ではない、と聞いた。存続になる条件を問い、売り上げの収益で、大規模修繕の費用を賄えるようになれば廃止の理由はなくなるという説明だった」と経過を話した。

 第一の問題である経済面の改善が最大のポイントになるが、加えて「近隣の高校の自転車部が千葉競輪場で練習してきた伝統もある。そうした競輪だけではない部分にも影響を与えることも考えてほしいと訴えた」とのことだ。近年の自転車ブームもあり「走行会をやったり、競輪の開催だけじゃなく、市民が求めている場所としての存在意義がある」と強調した。

 現時点では「2016年4月からの猶予期間の2年間が大事。売り上げが上がるように努力し、署名活動などをして存続につなげたい」。廃止の方向が容易に覆る状況とはいえないが、存続の可能性や方法についてはまだまだ議論の余地を残すのも事実だ。また、松戸には遠方から「自分も署名をしたい、それに自分の地元で署名を集めたい」(山口県)という人も来場し、千葉存続の機運を高めていた。