【日韓競輪】韓国勢の“巧”連係でキム・ミンチョル連覇

2015年01月28日 19時11分

YouTube Preview Image

【第3回日韓対抗戦競輪(京王閣競輪場)】28日の決勝(10R)は韓国勢が巧みな連係を見せ、番手まくりに乗ったキム・ミンチョル が抜け出して優勝。2013年に韓国で行われた第2回に続く大会連覇を飾った。

 初日、2日目は苦戦を強いられた韓国勢だったが、決勝は最高の連係を見せた。キム・ミンチョルは「戦略通りにみんなが走ってくれた」とレースは万全の展開だったと振り返った。今回の韓国勢の精神的支柱であり、16人をまとめて日本勢との戦いを引っ張ってきた。その金を核にまとまった“ライン”は非常に強固だった。「連覇は全く考えていなかった。できたのは16人の力の助けがあったから。この栄光はみんなで分かち合いたい」。残り1周は韓国の仲間たちが懸命に声を出して応援しているのも印象的な光景だった。

 3着に続いたファン・スンホは「ヨコに振るのも考えていた通りだったし、いい走りができたと思う」と胸を張った。日本的な動きがすぐにできるファンの存在も輝いていた。「日本選手は強いし、テクニックがすごい。いろいろ学べたし、今後に生かしたい」。日韓の友好を目的に、各選手の成長にもつながるという大きな意義があった。

 日本勢は第2回大会で決勝3着だった佐藤友和の2着が最高。「また彼(キム)に負けましたね。悔しい」と顔をゆがめた。「周回の並びで3段駆けと思い、キムのところの分断を狙ったけど、うまくいかなかった」と話した。日本勢の中心だった村上博幸(7着)は「韓国勢のダッシュや加速が生きるレースをされましたね。悔しいけど、いい経験ができました」と話し、キムの手を上に掲げながら「ホンマに強いですわ」と称賛した。