【向日町競輪・GⅢ平安賞】脇本雄太が豪快パワーで向日町記念を制圧

2021年09月05日 18時13分

絶対的人気に応えた脇本雄太が優勝カップを掲げてホッと一息

 向日町競輪GⅢ「開設71周年 平安賞」は5日、最終10Rで決勝戦を行った。

 レースは脇本雄太(32=福井)が前受けからの突っ張り、2周先行で別線をシャットアウトして完全優勝を達成。2020年7月の福井以来、通算8度目のGⅢ制覇となった。2着は脇本マークの村上博幸(42=京都)、3着は近畿コンビを追った瓜生崇智(26=熊本)。

 初手はけん制もあり前で受けて立ったが、残り2周の赤板に入っても誰も抑えに来なかった。こうなったら腹をくくった。

「来るのが早ければ下げても良かったけど来なかった。本当は踏みたいのは赤板過ぎの1角から2角のあたりだったけど。下げたらきついし駆けた。ギリギリでしたよ。あれ(2周突っ張り)はできればやりたくない作戦。体力的にきついしリスクとダメージがあるから。最後(決勝)だからやった感じ」と若手自力型の挑戦を力技でねじ伏せた。

 東京五輪を終えて〝中0日〟で挑んだ前回のいわき平GⅠ「オールスター」と違い、調整万全の今節は完全Vが絶対の使命と言ってよかった。それだけ注目を集めた大会だった。「〝勝って当たり前〟と言われるのはわかっていましたし、そう思っていた」と本人はさも当然といったところで、すでにこの先を見ている。

「GⅠを取って年末のグランプリへ、これがまず目標。すでに近畿に味方(古性優作)がいるし去年と違う。気持ち的には一発で(GPの権利を)取りたい」と、10月弥彦「寛仁親王牌」、11月小倉「競輪祭」へ向けて照準を定めた。

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