【小田原競輪・GⅢ北条早雲杯争奪戦】地元の松井宏佑が2度目の記念制覇

2021年08月29日 18時08分

賞金ボードを手に安どの表情を浮かべる松井宏佑
賞金ボードを手に安どの表情を浮かべる松井宏佑

 小田原競輪GⅢ「開設72周年記念 北条早雲杯争奪戦」は29日、最終11Rで決勝戦を行った。

 レースは打鐘過ぎにカマシを放った松井宏佑(28=神奈川)がハイパワー先行で後続を振り切って優勝。2019年12月の別府以来、通算2度目のGⅢ制覇を達成した。2着は松井マークの田中晴基(35=千葉)3着は守沢太志(36=秋田)。

 松井にとっては、前検日から気の抜けない力のこもった5日間だった。地元の大黒柱・郡司浩平(30=神奈川)と昨年覇者の和田真久留(30=神奈川)が直前欠場し、地元の大将役を任されたからだ。

「初日特選で深谷(知広)さんと対戦して決勝で戦いたかったけど、準決で落車してしまったし…。地元や南関の人たちのために走りました」

 レースは「取りたくなかった」前受けとなったが、別線がみるみるとスピードを上げていき、打鐘過ぎに絶好のカマシごろとなった。「車間が詰まっていく感じで叩き切れるイメージだったから行けるかなと。出切ってからはうまく流れてくれた」と自信でも納得のVゴール。マークの田中も「あと5kmあっても抜けなかった(笑い)。強かった」と脱帽する圧巻の勝利に、ようやくひと息つけた。

「郡司さんや真久留さんの穴を少しは埋められたなと思う。地元の記念は絶対に取りたかったし、うれしい。今後、神奈川を引っ張っていける選手になれるように頑張ります!」と胸を張った。

 この先はナショナルチームの活動を優先し「10月にフランスでやる『世界選手権』を目指してやっていきます。競輪は(終わったあとに)もし追加があれば走るかもしれませんが、まだ分からないです」と競技と競輪の〝二足のわらじ〟を履きこなし両立していく。

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