【川崎競輪・GⅢアーバンナイトC】吉沢純平 アキレス腱断裂から奇跡の復活V「ちょっとウルっときた」 

2021年08月08日 21時38分

奇跡の復活Vを遂げた吉沢純平
奇跡の復活Vを遂げた吉沢純平

 川崎競輪場で開催されたナイターGⅢ「アーバンナイトカーニバル」で奇跡が起きた。最終日(8日)の決勝12Rを制したのは吉沢純平(36=茨城)。4月に左アキレス腱断裂という大ケガからの奇跡の復活Vだった。吉沢のGⅢ優勝は2017年6月取手以来、3回目。

 4月の練習中に悪夢に襲われた。重いギアをかけて発走の練習。「ボン!」。聞いたことのない音がして「左足がプラ~ンとたれ下がってました」。左アキレス腱の断裂という重傷で、復帰も叶うのかという状態だった。

 しかし、2月奈良記念の時の落車で折れた右鎖骨を治してくれた川崎の名医のおかげで、着実な復帰にこぎつけた。「リハビリとか合わせると、2か月くらいお世話になったんで」という川崎の地での復活Vを喜んだ。

 ただし、決勝は「雨谷(一樹)が下がってくると思い…。もっと任せる形にしないと」とレース内容は手放しでは喜べないものだった。後輩に前を任せるケースも増えており、課題も感じている。ひとつひとつ、また課題を埋めてGⅠの舞台で輝きを取り戻す。

 くしくもこの日は東京五輪が閉幕。そんな“記憶に残る日”に、スピードスケートショートトラック日本代表として2010年バンクーバー冬季五輪に出場した男が、濃密なドラマを披露してみせた。

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