【別府競輪・ミッドナイト】黄金ルーキー・犬伏湧也はミッドナイトをジャックする

2021年07月26日 16時10分

黄金ルーキー・犬伏湧也からはスターのオーラが出ている

 ミッドナイト開催の別府競輪FⅡ「オッズパーク杯」は26日、最終日を迎え、8Rでチャレンジ、最終9RでA級1、2班戦の決勝が行われる。チャレンジは大型新人・犬伏湧也(26=徳島)が不動の本命だ。

 119期の在所1位で5月の静岡ルーキーシリーズから1着を並べる大型新人・犬伏の進撃が止まらない。初日(24日)予選は突っ張り先行でライバルに影をも踏ませぬ逃走劇。入江航太(19=熊本)との同期対決となった2日目(25日)準決4Rは、入江の逃げを5番手ホームからひとまくり。しかも、ラインの仲間が付いてきているのを何度も確認しながら、上がり時計はこの日断トツの一番ラップの11秒1を計時したのだから周囲はお手上げだ。「スタートを取れなかったのは反省点ですが、後ろ(の選手)を見る余裕もありました。初日より良くなっている」と余裕の表情で振り返り、初体験の深夜レースへのコンディションもうまく合わせてきた。

 強いだけではない。ラインを組んだ仲間を考えた走りはオジサン世代には実にありがたく、初日連係して2着だった塩川真一郎(46=広島)が「年寄りを気遣える素晴らしい若者。すごく応援している」と言えば、準決でマークした高田大輔(43=徳島)も「犬伏は優しい」。犬伏株は上がる一方で、輪界に新風を送り込んでくれることを期待している。

 今月中旬の地元小松島で本格デビュー。今回が2場所目だが「S級最前線にいる師匠(阿竹智史、39=徳島)と大師匠(小倉竜二、45=徳島)のところに向かっていきたい」と気持ちは歴戦の猛者が集う舞台へ向いている。

 最終日(26日)8R決勝、犬伏は同期で地元ルーキーの高橋綜一郎(24=大分)と、前期はA級1、2班戦で善戦した宮西翼(41=石川)が相手の三分戦。「自力でしっかり頑張りたい」と意気込んだスーパールーキーが驚がくの走りでVをもぎ取り、次回高知(8月7日~9日)で3場所連続完全Vの特別昇班にチャレンジする。

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