【岸和田競輪・S級シリーズ】野口裕史がハンマー投げトレで増したパワーを発揮する

2021年07月24日 14時53分

渡部幸訓に任された野口裕史が魅せるレース
渡部幸訓に任された野口裕史が魅せるレース

 岸和田競輪のFⅠ「日本名輪会カップ第11回ヤマセイ杯」が25日に初日を開催する。

 12R特選の野口裕史(38=千葉)は前回の函館GⅡ「サマーナイトフェスティバル」の初日7Rを苦笑いしながら振り返る。「前検日にメンバーを見た時点でオレのサマーナイトは終わった、と観念しました。あんなメンバーじゃ売れないだろうとみんなで言っていたら結構、売れたみたい。貢献できたなら良かったです」


 その7Rとは寺崎浩平(27=福井)、高橋晋也(26=福島)、森田優弥(23=埼玉)、皿屋豊(38=三重)ら9人すべてがバリバリの自力タイプという超絶に難解なレースだった。

 ラインができたのは高橋に小原佑太(25=青森)で並んだ北日本2車だけ。それぞれがコメントに戸惑うなか、野口はただ一人「先行主体」と逃げる意思を示した。

 結果は単騎で逃げ潰れて9着と大敗したが「あのメンバーじゃ誰が逃げるか、どんな展開になるかが全く想像つかないでしょ。自分が積極的なコメントを出せばお客さんも少しは推理しやすくなる。駆けるつもりもあったし、実際に逃げましたから」と割り切った。

 それでも、気持ちは前向きだ。「サマーナイトは3日間バックを取ると決めて参加したので目標は達成できた。次につながりました」とポジティブにとらえた。

 サマーナイトの後には「ハンマー投げ」を新たなトレーニングメニューを取り入れた。野口は元ハンマー投げの日本チャンピオン。東京五輪に触発され、原点に立ち返ったかと思いきや「全然関係なくて…。やり投げの元選手の本を読んでいたら熱くなってきて、何となくやってみた。調整でしてみたらいい感じで力みが抜けるんです。体の動きが確認しやすいので合っている」とのこと。

 12R特選は渡部幸訓(38=福島)に任され「先行基本!」と力強くコメント。気分一新のパワフル駆けが見られそうだ。
 


エトキ

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