【富山競輪・GⅢ瑞峰立山賞争奪戦】黒沢征治 152キロの速球を投げた男はやはりスピード狂

2021年07月23日 19時41分

黒沢征治のスピードへの欲望はその肉体から生まれている
黒沢征治のスピードへの欲望はその肉体から生まれている

 富山競輪のGⅢ「開設70周年記念 瑞峰立山賞争奪戦」が23日、開幕した。初日の特選12Rでは黒沢征治(29=埼玉)がほとばしる走りを見せた。マークした山崎芳仁(42=福島)にはかわされたが、2着でラインワンツーだった。

 確実にGⅠ級の選手として定着している。粗削りな面はまだあるものの、トップスピードが増したことで、その荒々しさがいい方向に向いてきた。

「平原(康多、39=埼玉)さんのところでちょいちょい練習させてもらっている成果ですね。平原さんのところは平均のスピードが高いので。今までの自分はキープ系の練習が多かったんですけど」

 かつて社会人野球で投手を務めていた時は最速152キロの球を放った男。全身に備わる速度への欲望が花開いた形といえる。

 初日はトップスピードが身についたことが生きた。残り2周から残り1周のタイムが秒6と破格のもの。誰もが「かかっていた」「ピッチがものすごかった」と口を揃えたペースの中で仕掛けられたのだ。

「ダメでも山崎(芳仁)さんにチャンスがあると思って。あそこで行けたことは成長ですね。このメンバーで結果を出せたのは大きい」

 二次予選10Rに向けては「初日より緊張する」と青ざめていたが、今のパワーなら問答無用。仕掛けさえすれば結果はついてくる。

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