【名古屋競輪S級・中京スポーツ杯】片折亮太は先輩・宿口陽一のGⅠ制覇に意気上がる

2021年06月21日 19時19分

幸先いいスタートを切った片折亮太

 名古屋競輪S級シリーズ「中京スポーツ杯・イー新聞杯」(FⅠ)は21日、初日を開催した。8R予選に登場した片折亮太(33=埼玉)は練習仲間の宿口陽一(37=埼玉)のGⅠ高松宮記念杯制覇に発奮。果敢に風を切って昨年11月以来の予選1着を決めた。

 片折はライン2車でカマし気味に叩いて打鐘先行。番手の岡本大嗣(41=東京)が堀内俊介(31=神奈川)のまくりをブロックすると、持ち前の粘り腰を発揮して逃げ切った。「後ろで仕事をしているのがわかりました。岡本さんのおかげですね」と先輩の援護に感謝した。

 前検日(20日)には宿舎で先輩たちと画面越しに大殊勲のGⅠ初制覇を飾った宿口を応援した。「(宿口が宮杯に行く)直前も一緒に練習して、勝ったら焼き肉をおごってくださいって言いました。なんか起きれば(優勝は)あると思っていましたが…。身近な先輩だから不思議な感じです」。

 大宮バンクでは総大将の平原康多(39=埼玉)や宿口と汗を流す日々だ。「平原さんが僕と陽一さんに赤パン(SS班のレーサーパンツ)をくれたんですよ。1人(宿口)が本当にはくようになるとは…。3人並んで赤パンで練習したんで、オセロのように僕も赤パン(SS)にならないかな」とおどけ、「練習では陽一さんとでもいい感じでモガけています。埼玉の選手が強くなっているし、僕も乗り遅れないようにしたい」と力を込めた。

 2日目(22日)の準決は11Rに出走。不慣れなマーク戦だが、磯川勝裕(26=東京)の番手から渾身の追い込みで決勝シートをつかむ。

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