大阪府岸和田市の岸和田競輪場で開催されている「第72回高松宮記念杯」(GⅠ)は17日、初日を行った。初日、西の特選11Rで逃げて6着となった松浦悠士(30=広島)は悔しさを隠せない。

 特選の番組は事前に発表されるため「車番を考えても抑え先行しかない」と準備してきたという。「練習でやっていて、レースではもっとかかるイメージがあった。でもレースでのかかりがイマイチだった」と唇をかんだ。

 想定の運びはできたが古性優作(30=大阪)に迫られ、番手の清水裕友(26=山口)が番手から出ざるを得なくなった。「とにかく優作を合わせ切りたかった。結局、力負けしたのが悔しい」。2日目、西の二予9Rは負けられない立場。ここは、きっちり勝てる仕掛けで勝負する。