【武雄競輪S級・佐々木昭彦杯】嘉永泰斗が今期2度目の優出切符「師匠にいい報告ができます」

2021年06月11日 18時53分

嘉永が島川相手に真っ向勝負だ

 武雄競輪FⅠ「九スポプレゼンツ 日本名輪会カップ 第回闘将佐々木昭彦杯 with CLEARCup」は日が最終日。11RでS級決勝戦が行われる。勝敗の行方を分けるキーマンは肥後の若武者・嘉永泰斗(23=熊本)だ。松川高大(32=熊本)―松岡貴久(37=熊本)の同県先輩をつれて風を切る。

 2日目(11日)の準決11R、熊本の113期・嘉永が大仕事をやってのけた。ライン三分しての戦いだったが、橋本智昭(38=宮城)を叩いて鐘から主導権奪取に成功。ラスト1周では6番手から主役の原田研太朗(30=徳島)が猛然と巻き返してきたが、松岡の献身的なサポートもあり、進撃をストップ。しかも、長くもがける強みを生かして、ゴール前では詰め寄ってきた松岡をも振り切り、1着で4月平塚以来、今期2度目の優出切符を手にした。「松岡さんがめちゃくちゃ仕事をしているのが分かった。今回、決勝に乗れたのはデカい」と手放しで喜んだ。

 前走の5月松戸最終日に落車棄権のアクシデントに見舞われたが、周囲の心配はどこ吹く風だった。翌日から練習を再開し、その間にセッティングを調整したのが奏功。「サドルを2ミリ前に出したんですが、前の自転車に戻った感じがします」。また、レース参加にあたり、嘉永の成長を見守ってきた倉岡慎太郎(53=熊本)から「今回は行ける」(嘉永)と背中を押してもらったこともプラスに作用し「師匠にいい報告ができます」。

 最終日(12日)の決勝11Rは島川将貴(26=徳島)との二分戦になった。「強いのは分かっている。逃がしたらいけない」と先手取りに意欲をのぞかせた。後ろの2人は熊本輪界を引っ張ってきたスターだ。「ラインから優勝者を出したい」。気鋭は燃料チェックを済ませている。

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