【青森競輪・ミッドナイト】平原輝弥は代謝回避へ勝負駆けも「周りに迷惑かけたくない…」

2021年06月08日 21時48分

平原輝弥は最後まで諦めない!

 青森競輪ミッドナイト(F日)が8日、開幕した。1Rのチャレンジ予選に出場した平原輝弥(51=神奈川)は現在〝代謝争い〟の真っ只中。点数アップを狙ったが残念ながら予選敗退となってしまった…。

 先行職人として長らく第一線で活躍し、後ろの選手の1着に何百回も貢献してきた平原が、代謝の危機に瀕している。勝負駆けだった今シリーズの初日は「周りに迷惑をかけるのはイヤなので」と点数順で南関の3番手を回ったが、結果は5着。いよいよ土俵際に追い詰められてしまった。

 勝負駆けの選手をラインの仲間が助ける光景は、期末の風物詩のひとつ。平原は今まで数え切れないほどラインに貢献をしてきただけに〝平原さんのために〟とサポート役を買って出る仲間は日本中にいるはずだ。しかし人が良すぎる平原は「迷惑をかけたくない」とあくまでも〝普段通り〟のレースを希望している。

「今日は未来のあるウッチー(内田淳・28=千葉)に気を遣わせてしまった。この前も郷坪さん(和博・51=神奈川)が『俺が前で頑張ろうか』と言ってくれて…。郷坪さんは大敗したら70点を割ってしまう可能性があったのに『(70点を)割っても良いから力になりたい』と(涙)。みんなの気持ちはすごくうれしいんだけど、申し訳なくて…。まさか晩年にこんな心苦しい思いをするとは…。自分はラインに助けられっぱなし。(特別なことはせず)与えられたところでしっかり頑張るだけ。あとは流れに身を任せます」

 厳しい状況には違いないが、前回の最終日に白星を挙げるなど、まだまだ〝やれる〟力はある。「もちろん、まだ諦めてませんよ!」と気を奮い立たせた平原が、現役続行を願う仲間やファンのためにも、最後まで平原らしく戦い続ける。

関連タグ: