【小倉競輪・ミッドナイト】中村翔平は2度目の優勝を自力でつかみ取る

2021年06月07日 13時01分

中村翔平は思い出の小倉バンクで自身2度目の優勝を狙う

 小倉競輪ミッドナイト(FⅡ)「ケイドリームス杯争奪戦」は7日に最終日を迎える。8Rで行われるチャレンジ決勝は、中村翔平(27=福岡)がデビュー初優勝を飾った5月以来の小倉連覇に燃える。

 ボートレース界の最高峰のタイトルSGで10度の優勝という輝かしいキャリアを誇るボートレーサー・瓜生正義(45=福岡)の甥っ子という〝良血〟が本格化した。

 2日目3R準決では同期の内藤久文(29=愛知)との対戦。「内藤さんには(5月)武雄で負けていたので絶対に勝たないと、という気持ち」がレースで表れた。前を取ると赤板から突っ張り先行に出て内藤に付け入るスキを与えない。「全部突っ張るつもりだったし、気持ちで負けない」走りで田中孝法(39=福岡)と赤星俊光(42=熊本)を引き連れて九州トリオで上位独占。「赤星さんには(3月)防府で落車して迷惑をかけてたのもあったし、ラインのおかげで勝ち上がれたのを改めて感じる」と充実の表情で汗をぬぐった。

 番手の田中がレース後の中村の姿を見つけると「後ろで踏んだりやめたりが大変だったぞ。VTRを見ながら反省会だな!」とチクリとやったが「スピード的には10秒台で駆けられる力があるのに、自分で脚を削っている感じだしもったいない。まだまだ良くなる」と潜在能力を認めているからこその〝愛のムチ〟だ。

 5月の初優勝の時は、緒方慎太朗(22=熊本)の番手回りを生かしてのもの。「今度は自力で優勝を狙いたい」と鼻息が荒い。しかも、当面のライバルとなりそうな同期の山川奨太(23=熊本)が「余裕がないし仕上がってない」と不安を抱えているだけに、チャンスは十分にありそうだ。

関連タグ: