【別府競輪・GⅢオランダ王国友好杯】新車上々の北津留翼 準決も豪脚発揮で “波乱の立役者” へ

2021年06月06日 20時30分

後輪の感触を確かめる北津留翼

 別府競輪GⅢ「開設71周年記念」(オランダ王国友好杯)は前半戦を終了。特選シード組では阿竹智史(39=徳島)が2日目(6日)二次予選6Rの落車(滑入、3日目以降欠場)で脱落したが、他の8選手は二次予選を突破した。

 また大型新人・山口拳矢(25=岐阜)も二次予選9Rで、2日目(6日)の一番時計となる11秒0のまくりで1着取りと気を吐いた。シリーズ3日目の7日は準決3番勝負がメイン。それぞれ守沢太志(35=秋田)、郡司浩平(30=神奈川)、松浦悠士(30=広島)のS班トリオが中心になるが、11Rでは北津留翼(36=福岡)が波乱を呼ぶ。

 初日(5日)の特選12Rは単騎戦を克服できず終始後方のまま終了したが、2日目(6日)の二次予選7Rは松本貴治(27=愛媛)の逃げを7番手からひとまくり、本命人気に応えた。

「取れた位置から落ち着いて走ろうと思っていた。鐘過ぎにカマシにいけば良かったが甘さが出て…。1コーナー目掛けてなら杉森(輝大、38=茨城)さんがいくかなと思って組み立ては良くなかった」

 反省ばかり口にしていたが、バックから自力を発動したツバサは羽ばたいていた。松本マークの岩津裕介(39=岡山)が3角で杉森の先まくりを阻み、あおりがあったものの気にするそぶりもなくまとめて面倒を見てしまったのだ。

「あおりで(後輪の)タイヤが飛んだのでスピードがなくなってしまったが、落ちるまでは悪くなかった」

 今回から新フレームを投入。一日も早く手の内に入れるため、前回の小倉ではこれまで使っていた自転車で新車用のセッティングに合わせてレースに臨んでいた。「短い距離なら問題はない。悪くないと思う」と話しており及第点といったところか。

 準決11Rは強さを誇示する郡司浩平(30=神奈川)がドーンと構えているが、ツバサが一撃を秘めているのも確か。前回の「70周年」に続いてのファイナリストへ、2番車の〝黒い弾丸〟が暴発する。

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