【広島競輪・S級シリーズ】「今年が最後なんで」伊藤颯馬が点数を上げたい理由とは

2021年06月02日 19時41分

伊藤颯馬はヤングGP出場へ向けて一走入魂の走りを続ける

 広島競輪S級シリーズ(FⅠ)「第34回芸州鯉城賞」は3日に開催2日目を迎える。初日予選では地元の町田太我(20=広島)をはじめ若手が躍動。伊藤颯馬(22=沖縄)もダイナミックな仕掛けで予選を突破した。

 初日10Rでは前受けから6番手に引くと、中団で車間を切りながらしきりにけん制する吉武信太朗(27=愛媛)の抵抗を乗り越え先行態勢に入る。「距離が長かったし、力勝負になってしまった」と、さすがに最後は失速したが、番手の合志正臣(43=熊本)の1着に貢献して、自身も3着に粘り込む奮闘を見せた。レース後、合志は伊藤にじっくりと組み立てをレクチャー。「105点の自力を持っているんだし、予選はどんな展開になっても勝てる。でも、記念の準決以降とか先を見据えれば、今のままのレースではダメ」と辛口のジャッジを与えるのは、伊藤の実力を認めているからこそだ。

 伊藤には、明確な目標がある。「ヤンググランプリの選考順位で9番手か10番手あたりにいるので点数を上げたいんです。今年が最後なんで、出たいんですよね」と、目を輝かせる。選考期間の9月まで気の抜けない戦いは続くとはいえ、一走一走の積み重ねが重要になのは間違いない。まずは準決の壁を突破して点数の“貯金”をつくっておきたい。

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