【京王閣競輪・S級シリーズ】初日1着の相川永伍「先輩風を吹かすためにも…」

2021年06月01日 21時21分

相川永伍は先輩としての責任を意識している

 京王閣競輪場で開催されているS級シリーズ(FⅠ・ナイター)は2日、2日目を行う。初日(1日)の予選8Rで前に前に踏み込んで1着の相川永伍(37=埼玉)が、この年齢にしてガムシャラに頑張る理由を明かした。

 かつては徹底先行でバック本数30本を超える時期もあった。が、頭打ちになり上位戦線での活躍はかなわず。それでも今をあきらめていない。「同じ世代の宿口陽一(37=埼玉)や潤平(39=埼玉)の兄弟、柿沼信也(36=埼玉)とかも今、頑張っているでしょう」。30代も後半になる中で奮闘する同県の仲間の姿を見れば、下を向くことはできない。

 また「弟弟子や、117期、119期の新人も出てきて…」。そこで悩ましい事態が起きる。「自分がしっかり走ってないと、説得力がないでしょう。先輩風を吹かすためにも、ちゃんとしたレースをしないと、ハハハ」。先輩として偉そうにするつもりは全くない。とにかく競輪に大事なことを伝えたい一心だ。

「7車立てになり、自分だけの走りをしているレースも見る。でも、ラインあってこそ。それに意地になる時は意地になっていいし、同県の先輩がついた時に2周半突っ張るくらいでもいい」

 こうした競輪への思いが若手にちゃんと伝わるためには「説得力が必要」。後輩たちによりよい選手になってほしいし、自分がその礎になれればと考えている。その思いが予選8Rでの前々に踏んでいくレースにつながった。

 2日目(2日)の準決10Rも前々に攻め立て、内容ある走りで決勝の切符を狙う。

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