【取手競輪・S級シリーズ】ノーブレーキの突っ込み屋・泉慶輔が特大配当を提供

2021年05月28日 16時53分

自他ともに認める突っ込み屋の泉慶輔

 取手競輪S級シリーズ(FⅠ)は28日、2日目を開催し10RのS級準決勝は中割り強襲の泉慶輔(31=宮城)が1着となり、3連単23万オーバーの特大配当が飛び出した。

 坂本周作(29=青森)―青森伸也(44=福島)の3番手回りだった泉が巧みなコース取りで波乱を演出した。人気を集めた染谷幸喜(32=千葉)と東龍之介(神奈川=31)でワンツー決着かと思われたが、泉が中を割って鮮やかに突き抜けた。

「外には行けなかったので、あのコースしかなかないなって。うまく空いてくれたし恵まれた」と謙遜したが、この強襲劇にはしっかりした裏づけがあった。

「四日市GⅢの2日目に深谷(知広・31=静岡)さん、守沢(太志・35=秋田)さんの3番手を回ったんです。ち切れてしまったけど、トップレベルの選手とラインを組んですごいスピードを体感できた。あれからレースで余裕が出てきた気がします」

 また練習環境も泉の好調を支えている。「(阿部)力也(33=宮城)さんや(菅田)壱道(35=宮城)さん、あとは今年デビューする119期のみんなと良い練習ができているのも大きいと思います。みんな本当に強いし脚がありますから」と明かした。

 泉といえば「苦しい展開を後方から突っ込んでいくのが好き。その方がカッコいいですから(笑い)」と自分でも言うほどの典型的な突っ込み屋。こういうタイプは展開、メンバー不問で常に注意が必要だ。「脚力はないけど、その分、コースを探したりして突っ込むのが自分の持ち味。常に欲張っているし、決勝ももちろん欲を出していく(笑い)。穴党の車券に貢献できるように頑張ってみます!」と不敵な笑みを浮かべた泉が決勝でも大波乱を起こすか!?

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