【大垣競輪・ミッドナイト】貴志修己 新車で逃走劇を演じるも満足はせず

2021年05月28日 13時45分

将来性豊かな貴志修己

 大垣ミッドナイト競輪(FⅡ)は27日、初日を開催。A級1、2班戦の予選メイン8Rでは貴志修己(25=和歌山)が赤板先行で逃げ切って人気に応えた。

 前受けの貴志は興呂木雄治(31=熊本)を突っ張って風を切ると、一本棒のまま最終4コーナーに突入。直線もスピードは落ちず、すんなり番手の北川紋部(46=福井)を振り切ってゴールを駆け抜けた。初連係だった北川は「離れるんじゃないかとドキドキ。めちゃくちゃ強かった」と新鋭のパワーに脱帽だった。

 貴志は「25日に届いたばかりで1日しか乗ってないけど、いけると判断して持ってきました」。メーカー、パイプの材質を変えた新車を期待をもって投入していた。「駆けた感じは悪くないです。2周いって最後まで踏み切れているし」と話したが表情は微妙だ。「ゴール前で北川さんに詰められた。詰め寄られないぐらいにしたいですね。上(S級)だったらまくられているし、もう一つ(スピードを)上げないと」。身体能力の高い逸材はトップクラスでの戦いを見据えて言葉に力を込めた。

 2日目(28日)は8R準決に登場し連勝を狙う。仕上がりに自信ある井上嵩(32=愛知)、成長株の増田仁(36=広島)がいて一番の激戦区も、小細工なしの猛突進で粉砕する。

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