【取手競輪・S級シリーズ】黒沢征治は予選辛勝も納得の表情「脚は軽いし良い感じ」

2021年05月27日 17時59分

黒沢が準決でモットーの全開駆けを披露する

 取手競輪S級シリーズ(FⅠ)が27日に開幕した。予選8Rは首位鉄板と目された黒沢征治(29=埼玉)が“ギリギリ”の逃げ切り勝ちで圧倒的な支持に応えた。

 終わってみれば人気の関東勢でワンツースリー。3連単の配当は250円とガチガチで決まったが、本命党はヒヤヒヤしたことだろう。2周先行の黒沢はゴール前でやや失速。番手の山口貴弘(43=栃木)と接戦となったが8分の1車輪差で辛くも押し切った。「緊張していたのもあるし、最後は(山口が)迫ってきたので慌ててしまいフォームが乱れてしまった」と苦笑いでレースを振り返った。

 しかし“辛勝”だった原因は明確だ。「今日はライン3人で絶対に決めようと思った」と後ろの2人を連れ込む事を最優先事項としていた。ゆえに持ち味の“全開”の仕掛けを封印。優しく踏み上げたため最後に迫られてしまったのだ。「(踏もうと思えば)もっと踏み上がる感じがしたし、脚も軽かった。良い感じです」とむしろ好感触。評価を落とす必要はなさそうだ。

「次走はGI(高松宮記念杯)なので、今回はそこを見据えて内容のある走りをするつもり。準決勝も後ろの武田(豊樹・47=茨城)さんに迷惑かけないように、しっかり長い距離を踏んでラインで決めます!」

 28日の準決12Rでは全開駆けを解禁して武田とG前勝負を演じる。

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