【函館競輪・ミッドナイト】小玉勇一は後輩・太田龍希の番手回り「とにかく優勝したい」

2021年05月23日 15時14分

気力、気配充実の小玉勇一。ここはとにかく結果が欲しい

 函館ミッドナイト競輪(FⅡ)は23日、最終日を迎える。決勝は3車結束する埼玉勢が強力。太田龍希(20=埼玉)の番手を回る小玉勇一(26=埼玉)が待望の1、2班戦初優勝を飾れるかどうかに注目が集まる。

 埼玉3人の並びは太田に小玉―宿口潤平(39=埼玉)と誰もが予想する自然な形で即決した。この日(22日)、静岡FⅡの決勝では尾崎悠生(23=埼玉)の番手を巡り埼玉の選手同士が初手から競り合うレースが展開された。小玉もその話題に触れ「こっちは大丈夫。ちゃんと並びますよ」と笑った。

 待ち焦がれる1、2班戦初優勝の確率はグッと高まった。太田のスピードは現クラスではすでに一枚抜けており、その番手は〝抜けば優勝〟とも言える黄金のイス。責任感ある位置を任され「人の後ろを回ること自体が3、4回目。まずはしっかり追走しないと」と緊張感を漂わせた。

 準決は打鐘先行で押し切り好調をアピールした。人気を集めた会沢龍(31=宮城)のまくりを封じ、大名マークの内田玄希(40=東京)も振り切る満点の内容に「特選で大敗した直後は小さいレースになってしまうことが多いけど、今回はそれがなくしっかり力を出し切れた。点数のこととかいろいろ考えなかったのがよかったです」。今節は気力、気配が久々にかみ合っている。

 逸材揃いと評された埼玉の113期は5人。すでにS級で大活躍する森田優弥(22)、黒沢征治(29)、植原琢也(26)にこの日、静岡で1、2班戦2度目の優勝を飾った尾崎、そして小玉だ。チャレンジ戦以外で優勝がないのは小玉だけという現実は、何より本人が強く意識し、負い目にも感じている。「もう自力でも追い込みでも何でもいい。とにかく優勝したいです」。決勝は平常心を保ちつつ、結果だけを求める一戦になる。

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