【広島競輪・S級シリーズ】初日特選の九州カルテットの並びは紆余曲折

2021年05月22日 17時06分

話し合いをする中村圭志(左)、井上昌己(中)、田中誠

 広島競輪(FⅠ)「オッズパーク杯」が23日に開幕する。初日12R特選は4人揃った九州勢の並びが注目されたが、意外な形で収まった。

 先に競輪場に到着したのは井上昌己(41=長崎)と中村圭志(40=熊本)。井上は「空くなら近畿単騎の中井(太祐、31=奈良)君の番手でもいいかな」と連係をにおわせたものの、結論は保留して残る2人の到着を待った。

 次に野田源一(42=福岡)は、日ごろからラインを組むより単騎の競走を選択することが多く「7車だし後方になってもチャンスはあると思うから、しっかりタテ脚を出したい」と自力勝負を宣言。残る田中誠(37=福岡)は、強気な番手勝負もいとわないファイターでもあり「(野田)ゲンさんの後ろはない」と言い切ったが「トレーニングや調整をいろいろとやってきたし、人の後ろだと甘えちゃう。自分で動いてみようかなという気持ちがある」と語った。

 それを聞いた井上は「(田中)マコっちゃんが行かないんだったら…」と中井の番手を選択すると思われたが、中村が「今まで井上さんの後ろには1回も付いたことないし、せっかくの同期ラインだから」とマークを選択すると、井上の〝男気スイッチ〟がオン。「任せてもらえるんだったら、自力でやるよ!」と相成った。果たして、この選択がどう出るか見ものだ。

関連タグ: