【別府競輪・ミッドナイト】蔣野翔太 ブンブン丸が通算2度目の優出

2021年05月20日 15時47分

阿波のブンブン丸・蔣野翔太が決勝も風を切る

 別府ミッドナイト競輪「WINTICKET杯」は20日、最終日を迎える。レースカットが実施されたため、8RでA級1、2班戦の決勝戦が行われる。ライン3車の厚みがある磯島康祐(29=青森)がV最右翼の評価もヤング・蔣野翔太(26=徳島)が果敢逃げで最終決戦を盛り上げる。なお、1Rは午後9時、8Rは午後11時20分となっている。
 
 直近4か月のバック数は参加選手最多の「21」を誇るブンブン丸の115期・蔣野がシリーズ2日目(19日)準決7Rで2着とし、昨年9月高松以来、A級1、2班戦では通算2度目となる優出切符を獲得した。同じ四国の重鎮・山原利秀(52=高知)をつれて鐘から先行態勢。小気味良いリズムで駆けて別線の浅見隼(23=東京)、山崎翼(32=大分)の別線自力型を翻弄した。「山原さんに残してもらいました」と謙虚な姿勢も「感じは今日(2日目)の方が良かった」と振り返った。

 今後のブレークを予感させる激走は恵まれた練習環境のたまものだ。蔣野は現在、山本宏明(42=徳島)門下の太田竜馬(25=徳島)、田村裕也(25=徳島)、久田裕也(21=徳島)兄弟弟子をはじめ、島川将貴(26=徳島)、小川真太郎(28=徳島)のS級トップレーサー、119期で5月静岡、同月名古屋のルーキーシリーズで完全Vと強烈なインパクトを与えた犬伏湧也(25=徳島)らと汗を流している。仲間についていこうと必死にもがくことで力が付いてきた。

 2日目最終レースの準決9Rで日野博幸(37=愛媛)が2着となり、最終日(20日)の決勝8Rに四国は3人。日野が「蔣野君はいいレースをしているが、次(7月~)のS級を見据えて自力で走りたい」と話し、一枚岩にはなれなかったが、今節、ピンピンと絶好調の桜井太士(36=岡山)が、山原の「日野マーク」のコメントを受けて“待ってました”。蔣野もラインができたことで通常運行が可能になった。日野、磯島の来期S級組に挑戦者らしい走りでぶつかっていく。

関連タグ: