こんにちは、2021東スポミッドナイト競輪アンバサダーの太田理恵です!

 先日、日本選手権競輪(京王閣・5月4~9日)があり、初めてGⅠの生配信に参加しました! 展開予想をしても良い意味で裏切られることが多く、改めてGⅠのレベルの高さを感じた開催でした。

 毎日全員のレースを振り返って展開と買い目を予想。東スポの秋田記者をはじめとする記者の方にも解説いただき、準備も含めると毎日12時間競輪漬けの日々でした(笑い)。車券収支はプラスで、初日の特選11Rでは8―全―2のハサミ車券で265・4倍の3連単万車券を取りました!

 ダービーは勝ち上がりが厳しく、調子が良くても僅差で負け戦に回っている選手も多いので狙い目ですね! 最終日の8Rでは、人気の山崎賢人選手が1着の3連単で万車券を取りました。ここはラインで山崎選手から中本匠栄選手で人気になっていましたが、2月GⅠ全日本選抜(川崎)でまくりに口が空いていたことと、今回の山崎選手の仕上がり具合を見て、2着は別線の選手で狙ってみました。結果的には離れず追走したのですが、先行番手の選手が2着に残るハサミ車券となり、103・8倍の万車券を的中できました!

 決勝は1~3着が微差という大接戦でした。年始からダービーが目標と言ってきた松浦悠士選手。調子はピークではなかったとのことですが、最後は直線で外に振って郡司浩平選手をけん制しながら、内の佐藤慎太郎選手にヒジを引っかけて見事優勝を勝ち取りました!

 そしてこのレースで注目したのは郡司選手。後ろ攻めから中団で関東勢にフタをし、先行するであろう真杉匠選手と中団で外並走。真杉選手を出させず、鐘過ぎでは単騎勢がいた中国ラインの後ろに入りました。最近は番手回りも多かった郡司選手ですが、外並走で関東勢の作戦を潰し、中国ラインの後ろである3番手を取り切り、そこまで脚を使っても1着の写真判定まで持ち込んだ走りが印象的でした。

 ミッドナイトは11~3月の5か月分の万車券490レースを分析! どの月も1日平均で約2レースの万車券が出ています。また、僅差ではありますが初日は万車券がやや少ない結果です。バンク周長別では1日当たりの平均万車券数は400バンクで2・0回。対して333バンクでは1・6回、500バンクでは2・2回。500バンクは直線が長いので、やはり高配当のチャンスが多いのかも。開催地別では武雄が2・6回と400バンクでは最も多かったですが、開催数が少ないのでもう少しデータを集める必要がありそうです。 

 ☆おおた・りえ 1992年6月22日、東京都生まれ。東京大学大学院卒、ミス・ワールド2014日本大会審査員特別賞、同大会2015実行委員長賞、同大会2020日本伝統文化賞受賞。