【平塚競輪・S級シリーズ】山口拳矢 父のGP制覇の地に出陣「あのころは全く…」

2021年05月16日 15時52分

山口拳矢が父の思い出のバンクで輝く

 平塚競輪場で17~19日にナイターで開催されるS級シリーズ(FⅠ)に、山口拳矢(25=岐阜)が参戦する。平塚は父・幸二さん(62期=引退)が2011年に2度目のグランプリ制覇を成し遂げた地だ。

「高校生でしたね。家族で見に来ました。あのころは全く競輪のルールも知らないし、よく分かっていなかった。その割には盛り上がりましたね(笑い)」

 父のグランプリ制覇のすごさは今でこそわかるが、当時はそこまでは…。無邪気に笑い「競輪選手になるとかも思ってなかったんで」と振り返る。そんなサッカー少年だったが、いつしか兄・聖矢(27=岐阜)とともに父と同じ道を歩んでいた。

 昨年7月デビュー後の活躍は目覚ましく、来月には高松宮記念杯でGⅠ初出場を控える。「月末の全プロ記念、来月は別府記念もあって宮杯。そこに向けて」と不敵に笑う。GⅡ初出場の3月ウィナーズカップは準決進出。宮杯では、アッと驚く活躍を胸に秘めている。

 初日(17日)は一次予選11Rを走る。圧倒的な走りで人気に応え、父が感動の涙に沈んだバンクをかみしめる。

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