【函館競輪・GⅢ五稜郭杯争奪戦】ダービー王・松浦悠士が3年ぶりの函館参戦「僕は休みませんよ」

2021年05月14日 18時16分

松浦悠士は今節限定で京王閣ダービーのチャンピオンジャージーを着用する

 函館競輪開設71周年記念(GⅢ・五稜郭杯争奪戦)が15日、開幕する。松浦悠士(30=広島)が第75代ダービー王として3年ぶりに函館に参戦。飛躍のきっかけにもなった北の大地で、今回も華麗な走りを披露する。

 激闘も何のその。松浦は元気な姿で函館競輪場に現れた。北の大地へは陸路(新幹線)約9時間をかけ、前々検日の13日深夜に到着。年明けから公言してきた大目標の京王閣ダービーを制した直後でひと息つきたいところではあるが「僕には休むという概念がない。ケガはともかく、成績とか内容で(出否を)決めることはまずありません」とサラリと言ってのける。長時間の移動も「連載のコラムを書いていたので、あっという間でした」と笑った。

 当地では思い出の一戦がある。3年前の記念最終日の特別優秀。まくり上げて前を行く三谷竜生(33=奈良)―村上義弘(46=京都)に迫り、追い付きざまにアタマまで突き抜けたレースだ。「当時の三谷さんを相手に1着が取れて、自分もやれるんだなと思った。あのあたりからですよね、勝てるようになったのは」

 ダービー制覇の達成感、余韻はもちろん残る。今節は検車場の中やアップ中などはダービーのチャンピオンジャージーを4日間着用する。前検日にはその撮影にも気前よく応じていた。「次は着ないから貴重かもしれないですよ」。その表情には心憎いほどの余裕が漂っていた。

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