【武雄競輪・ミッドナイト】田中和磨 今期2度目の優出へ「自力で頑張ります」

2021年05月13日 14時16分

田中和磨が波乱の立役者になる

 武雄ミッドナイト競輪「オッズパーク杯」(FⅡ)は12日、開幕した。ハイライトの特選9Rは大西祐(34=愛媛)が鐘4角カマシで押し切り、好スタートを切った。シリーズ2日目の13日は準決3番がメイン。地元の好永晃(30=佐賀)、久田裕也(21=徳島)、森川康輔(23=岐阜)を3本柱に指名したが、波乱の要素もちらほら。特に7Rの田中和磨(24=岡山)がとても気になる存在だ。

 6車立てで行われた初日(12日)5Rは積極プレーが功を奏した。中団待機の田中は山口龍也(26=長崎)―江口晃正(46=長崎)が切った上を鐘からズドン。マークの小川巧(54=岡山)はついていったが、山口以下は大きく立ち遅れた。最終2角5番手から猪俣康一(45=愛知)―山田祥明(41=岐阜)の中部勢がまくってきたが、セーフティーゾーンを保っていた岡山コンビには届かない。小川の追い込みも振り切って勝利した田中は「何も脚を使わずに出られたし、後ろの車間が空いていたのも分かった」とすがすがしい表情で振り返った。ベテランマーカー小川も「(田中とは)初連係なのでどういう競走をするのかと思っていたが、結構、踏みましたよね。ツキバテした。練習の時より強い」と、後輩の激走を高く評価した。

 公営競技の選手にとってGWはお盆、年末年始と同じくくらいの書き入れ時。田中も4月小倉→5月佐世保と3週連続での競走参加。肉体を酷使する自力型は追い込み型以上に疲れをためこんでしまうが「体も動いているので調子は悪くない」とキッパリ。あとひと仕事、ふた仕事は頼んでも快く引き受けてくれそうな雰囲気だ。

 2日目(13日)の準決は7Rに登場。「自力で頑張ります」。田中につける高橋清太郎(36=岡山)のさばきを信じて走りに集中する。今夜も果敢に攻めて、3月別府以来、今期2度目の優出切符を手にしたい。

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