【京王閣競輪・GⅠ日本選手権競輪】ゴール横一線!2着・郡司浩平、3着・佐藤慎太郎は「微差、微差」

2021年05月09日 19時19分

決勝のスリット写真。優勝した松浦悠士(3=中央)と2着・郡司浩平(2=外)、3着・佐藤慎太郎(9=内)。まれに見る大接戦となった

 東京・調布市の京王閣競輪場で熱戦を繰り広げた「第75回日本選手権競輪」(GⅠ)は9日、最終日を開催した。決勝は清水裕友(26=山口)の先行に乗った松浦悠士(30=広島)が好展開を生かしGⅠ初優勝。2着・郡司浩平(30=神奈川)、3着・佐藤慎太郎(44=福島)との着差は微差、微差とGⅠファイナル史上まれに見る大接戦となった。

 郡司は微差及ばずの2着でGⅠ3連覇はならなかった。「ゴールしたところで僕は勝っていないと思った。良くて同着かなと…。松浦が番手まくりする可能性もあったし(3番手で)いい位置が取れ過ぎて見てしまいましたね。3連覇? そんなにうまくいかないですよ」と、冷静にゴール前の大接戦を振り返った。

 それでも、後ろ攻めから勝負どころで中団の真杉匠(22=栃木)にフタをして関東勢の動きを封じ、打鐘4角では3番手に追い上げ、清水―松浦の3番手を確保した立ち回りは圧巻の一言。一人でレースを動かし、後ろの佐藤と首位争いに持ち込んだ動きは誰より光っていた。

「深谷(知広・31=静岡)さんや松井宏佑(28=神奈川)がいない中、今回は自分でやっても取れるという感覚を持って参加した。自力でこれだけ勝負できたことは収穫でした」。今シリーズを終え、東の横綱としての地位は改めて不動のものとなった。

 3着の佐藤も努めて冷静にレース回顧した。「ゴールした時は勝っていてくれって思ったけどね。松浦のヒジが引っ掛かった分の差かな。内に避けられればよかったんだろうけど、逆に言えば松浦にもああいう動きができるぐらいの余裕があるということでしょう」。3着賞金は2125万円で2着とは約1000万円差。この差が今後、年末に向けてどう影響するのかも興味深いところだ。

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