防府競輪(FⅡ・CTC杯)モーニング7が7日、開幕した。初日4Rを快勝した安谷屋将志(32=沖縄)は〝絶対に負けられない戦い〟が続く。レースは先行態勢に入った栗田万生(27=石川)の番手に別線の自力型の松本充生(42=愛媛)がはまる意外な展開。「ホームのところで行かなければいけないんだけど、最近は追い込みに回ることが多くて、前を見すぎてしまった」と反省の弁をこぼしたが、最終2角手前から踏み出すと、前団をアッサリととらえ切った。
前走の武雄で今期2度目の失格。アンラッキーな面もあったとはいえ「判定は仕方ない」と現実を受け入れる。前検日時点での今期の競走得点は86点を割っており、失格2回分の6点を引くと、現状のままではチャレンジ降格の危機が迫っている。「いつも初日で満足しているけど、今は笑いたくても笑えない状況なので」と、慢心する様子はみじんもなく「このメンタルを、あと2か月は続けないと」と、すぐさま気を引き締めた。
【防府競輪】安谷屋将志が背水の陣で臨む
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