【川崎競輪・ミッドナイト】コロナ禍で〝命拾い〟した小峰一貴が200勝達成

2021年05月05日 15時07分

200勝を達成した小峰。1着は2019年4月以来だった

 川崎競輪ミッドナイト(FⅡ)が4日に開幕した。〝強運の持ち主〟小峰一貴(52=埼玉)がオープニングレースで1着となり、ついに通算200勝を達成した。

「(節目の200勝まで)あと1つって、2年くらいみんなから言われていたけど、なかなか勝てなかったから…(苦笑)。リーチをかけたまま(競輪界から)去っていくのかと思っていたし、本当に良かったですよ」。ようやく大台に到達した小峰は静かに喜びをかみしめた。

 この200勝は奇跡といってもいいだろう。昨年前期の小峰は代謝制度の〝枠内〟に入っていた。勝負駆けだった4月の静岡最終日に落車した時は「天井を見ながら『あぁ、これで終わりか…。次は何の仕事をしようか…』って考えた(笑い)」。しかし、コロナウイルスの影響で開催中止が相次いだことから昨年前期は代謝制度が適用されず命拾いした。

 7月に復帰後も苦戦が続き「半年選手生命が延びただけでも(笑い)」と一時は心が折れかけたが、徐々に調子を上げていくと年末に大逆転で昨年後期の代謝を回避。そして今年は5割近い3連対率を誇る〝堅実マーカー〟として存在感を示している。

「本当に一時はどうなるかと思ったけど…。結構みんなが自分のことを気に掛けてくれていたので、こうやって選手を続けられてうれしい限りです。まずは今期70点を取るのが目標。リセットして〝キレイな〟体になりたい(笑い)。200勝は達成できたので、そうしたら来期は2班の点数を目指したいな…」

 欲も出てきた52歳のベテランは、今が一番の〝伸び盛り〟だ。

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