【別府競輪】〝スマイルモード〟に移行した前田義和が準決も魅せる

2021年05月04日 16時19分

「スマイル前田」モードの前田義和は強さ割り増しだ

 別府モーニング競輪は5日に2日目を続開。前田義和(37=鹿児島)は初日に11秒4の快速まくりを披露と好スタートを切ったが、コメントは相変わらずネガティブなもの。誰が言ったか「泣きの前田」モードながら、動きは軽快で準決6Rも期待だ。


 前検日は「モーニングはそもそも苦手。決勝に乗ったのは1回あるかどうかで、正直決勝に乗った記憶はない。朝が苦手なのに、さらに1R出走とは…。直前の小倉決勝でもう少し頑張っていれば特選スタートだったのに…。さらに、対戦相手が点数もバック数もほぼ一緒の船瀬(惇平、27=広島)と厳しいです」と、ネガティブ発言の連発。ただ、ふたを開けてみれば逃げる船瀬を豪快に巻き返して1着スタートを決めた。

 それでも本人は「重かった。初日は脚をためて前が緩んだところを仕掛けるつもりだったが、船瀬君のペースにはめられきつかった。朝5時半に起床ですよ。吐きそうになりました」と、次々と愚痴がこぼれていく。


 しかし、笑顔は戻っている。レース後は「あ~、腹減った」と、軽口が出るほど気分は上昇していた。「スマイル前田」モードになると前田は強い。苦手なモーニングも準決6Rの発走時間が10時20分なら、対処のしようがある。「今回は若手の自力型が揃っているので、自分は人気薄」ながら、持っている底力は直近4か月の点数(89・95)以上。連勝で勝ち上がってもおかしくない。

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