【奈良競輪・GⅢ秋篠賞】三谷将太がGⅢ初制覇を地元で達成 11月「競輪祭」の出場権獲得

2021年05月02日 18時20分

地元GⅢ優勝を喜ぶ三谷将太

 奈良競輪のGⅢ「施設整備等協賛競輪 秋篠賞」は2日、最終日を行った。決勝11Rは中西大(30=和歌山)マークから切り替えて最内を突いた地元の三谷将太(35=奈良)が優勝。最終4角の内抜きが審議対象となったが、セーフとなり初のGⅢ制覇を果たした。2着は2周半の突っ張り先行で魅せた石原颯(21=香川)、3着には福島武士(35=香川)が入線するもゴール後に落車した。

 中西が石原の突っ張り先行に屈するとみるや、三谷は最終1センターで瞬時にスイッチ。石原ライン3番手の大川龍二(36=広島)を外からキメると、返す刀で福島と石原を次々としゃくってゴール前で1/2車輪、抜けだした。

 4角の内抜きが審議となり、直接の原因ではないが福島ら2人がゴール後に落車しており、決して見栄えがいい勝ち方ではなかったが、地元の執念が実った。三谷は「中西が無理やり行ってくれたが、自分も突っかかって入れず。外から抜けないので内からになったが、うれしい」と喜んだ。


 今節は兄・政史(38)が初日に落車負傷し、弟・竜生(33)も2月当地記念で落車するなど三谷家は地元でアクシデント続きだったが、今回で流れを断ち切った。「元々、相性がいいバンク。ここからはもっと良くなるはず」と、最高の結果を残して満足そうだ。

 これで11月に開催される小倉GⅠ「競輪祭」の出場権利を手にした。「GⅠの舞台を走ることを常に目指してやっている。今年はたぶん他のGⅠは走れないので、11月を目指してやっていく」と、この先の目標を掲げた。

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