【平塚競輪・S級シリーズ】稲村成浩 年齢は関係なし「競輪選手は数字が実力」

2021年04月30日 12時21分

稲村成浩がまだまだ群馬を支えていく

 平塚競輪場で開催中のS級シリーズは30日、最終日を迎える。暮れの12月には50歳になる群馬の英雄・稲村成浩(49=群馬)が現在を語った。

 2日目(29日)の準決11Rで3着に入り、前日の競走成績で決勝進出を決めた。「2着権利を思っていたけど、3着でも上がれるんだね」。ホッとした表情を見せつつ、競輪選手としての思いを口にした。

 近況の成績は振るわず…、出走表には厳しい数字が並ぶ。50歳という年齢も目の前に迫ってきた。「いや、年齢は関係ない。競輪選手は数字が実力」。ファンの前で走り、その期待に応られるかどうかを考えれば年齢は言い訳にはならない。「その中で一つひとつ、できることをやっていくことだけ」。毅然とした態度はブレることはない。

 また群馬勢の若手の盛り上がりもあり、気持ちも前向きだ。「群馬三羽がらすが出てきたからね。蕗沢鴻太郎、佐々木悠葵、小林泰正。彼らが活躍すれば群馬王国もできると思う。それにくらいついていければ、ね」と、励みになっているのだ。

 競輪一途で歩んできただけに、そこにかける思いは深い。群馬王国再興をという若手へのメッセージは自分自身への叱咤。決勝12Rは嶋津拓弥(35=神奈川)―杉本正隆(35=茨城)の3番手回り。そこからの差し脚に注目だ。

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