【小田原競輪・S級シリーズ】阿部力也 “カミタク”の猛アタックに感激「メチャクチャ予想外でした」

2021年04月21日 16時35分

神山拓弥(左)の熱意にほだされた阿部力也

 小田原競輪場で22~24日、S級シリーズが開催される。初日特選12Rは南関勢が根田空史(32=千葉)―松坂洋平(38=神奈川)―内藤秀久(39=神奈川)で結束し、中部勢は浅井康太(36=三重)―志智俊夫(48=岐阜)の並び。

 地区的に単騎の阿部力也(33=宮城)と神山拓弥(34=栃木)がどうするか…。期せずして2人は近いタイミングで検車場に入ってきた。

 阿部は「神山さんはどうするのかな」とメンバー表に目を凝らした。その背中を神山は見つめると、グイグイと歩み寄ってきた。「一人ひとりより、一緒の方がいいだろう。どう?」。「えっ」。思わぬ告白に阿部はたじろぐ。

「いわき平、良かったよ。瞬間移動してたやつ。オレはくまなく見てるよ!」

 先月いわき平FⅠの阿部の走りを見ていた神山にとって、阿部は魅力以外ない選手なのだ。激しく迫られた阿部は「メチャクチャ予想外でしたけど、任せてもらえるなら頑張りますよ。マジですか」と神山の熱愛、いや熱意ぶりに心を打たれた。

 自力の相手は浅井と根田。それでも「バックも何もないような選手に任せてくれるなんて」という神山の期待に応えるべく、阿部が疾走する。

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