【青森競輪・ミッドナイト】予選から連勝の猪狩祐樹 決勝は地元勢と別線で勝負

2021年04月21日 10時34分

好調続く猪狩が相性のいい青森バンクで躍動する

 青森ミッドナイト競輪(FⅡ)は21日、最終日を迎える。決勝は地元の木村弘(29=青森)の力が頭一つ抜けている印象だが、相手もなかなかのつわもの揃い。中でも潔く木村との別線勝負を宣言した猪狩祐樹(33=福島)が地元勢を苦しめる存在になるかもしれない。予選から連勝とこちらも気配は文句なし。敵は身内にあり、となるかどうか。

 激戦区の準決7Rを先行逃げ切りで堂々とクリアした。「たまたまうまくいった部分もあると思う。後ろがもつれたし展開も大きい」と本音を隠して?煙に巻いたが、気温7度と冷え込んだ先行泣かせの条件下での逃げ切りが偶然であるはずがない。打鐘4角で瞬時に内を抜けた判断、反応も冴え渡っていた。

「突っ張って打鐘から逃げ切っていればいいと言えるのかもしれないけど、準決の場合は展開と言えば展開。本当の調子は決勝で分かるんじゃないですか」。その決勝は北4人がまとまるのが難しいメンバー構成でもあり、猪狩が木村と別線で戦うことは早々に決定した。

 今年はすでに14勝を挙げプチブレークを予感させるが、2度進出した決勝の舞台ではいずれもツキに見放されている。3月平塚は最終BSの斜行で痛恨の1着失格。前回前橋は前を任せた田原宥明(30=北海道)と後ろを固めた小橋秀幸(42=青森)が赤板で同時に落車するアクシデントに見舞われ、まったくレースに参加できなかった。「どうなってるんでしょうね。まずは無事に走ってちゃんと帰らないと」。この不運続きにはさすがに猪狩も苦笑するしかない。

 1、2班戦の初優勝は4年前の青森。それ以来優勝はなく、当地は猪狩にとっても思い出深い走路になった。「ここは相性いいっていう思いは常に持ってます。明日(決勝)だって分かりませんよ(笑い)」。追い込みでは一番強い三浦雄大(34=宮城)との連係が機能すれば、流れはにわかに波乱ムードを帯びてくる。

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