【西武園競輪・ゴールド・ウイング賞】故郷への思いを原動力に熊本コンビが開幕戦でワンツー

2021年04月15日 16時28分

故郷への思いを力に変えた松岡孝高

 西武園競輪開設71周年記念(GⅢ・ゴールド・ウイング賞)が15日に開幕。オープニングレースでは合志正臣(43=熊本)と松岡孝高(35=熊本)が故郷にささげるワンツーを決めた。

 熊本地震から14日で5年がたった。「5年はひとつの節目ですし、やっぱり気合が入ったっすね…。大事なシリーズで合志さんとワンツーを決められて良かったっす…」と松岡は強い思いでレースに臨んだことを明かした。

 初日は気迫の先行勝負で別線を圧倒。「合志さんが立ててくれた作戦通りにいった」と先輩に感謝しつつ「最近は体とレースのイメージが合うようになってきたし、それをしっかり出せた」と納得の走りに表情も緩んだ。

「今は若手と良い練習ができていて、刺激をもらっている。自分も彼らに刺激を与えられるような存在になれれば(笑い)。記念の準決はまだ一度もないし、ひそかに今回は狙ってますよ」と2日目以降への意気込みを語った。

 松岡を差して白星スタートの合志も「やっぱり熊本競輪場が再開するまでは(S級で)活躍していたいですね。この年齢になると急にガクッと落ちるし一日一日が勝負。早ければ今年11月に工事が始まるみたいだけど、コロナもあるしどうなるのか。とにかく自分は一戦一戦頑張るだけなので」と静かに思いを打ち明けた。

 松川高大(32=熊本)も2Rの一次予選で2着に入り初日をクリア。気合をみなぎらせている熊本勢が、今シリーズの台風の目となるか。

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