105期の在校1位が一番乗りで特別昇班だ。別府競輪(FⅡ)の最終日が開催された19日、チャレンジ決勝9Rで野口大誠(25)が、豪快なまくりを決めて完全V。7月に地元・熊本でデビューしてから、土つかずの9連勝でA級1、2班戦への特別昇班を決めた。

 野口は通算521勝を挙げ“大魔神“の異名を取った父・悦宏(引退、52期)の後を追い、競輪選手になった。在校1位の実力通りに、105期最初の特別昇班を決めた野口の将来に大きな期待がかかる。